ほうれん草は葉物野菜の一種ですが、小松菜やチンゲン菜などの「アブラナ科」とは違い「ヒユ科」で、花のケイトウや千日紅と同じ種類です。
だからなのかわかりませんが、室内水耕栽培で育てるのがやや難しいように感じます。
これまで二度育てて二度とも失敗しているので、今後も原因を探るべく、たまに挑戦したいと思っています。
ほうれん草の基本情報
科名 | ヒユ科 |
始め方 | 種 |
好光性or嫌光性 | 嫌光性種子 |
種の寿命 | 3年 |
種まきから収穫までの期間 | 1か月~2か月 |
栽培期間 | 1か月~2か月 |
ほうれん草の室内水耕栽培が難しい点
ほうれん草の室内水耕栽培が難しい点、今の時点でわかっているのはこんなところです。
- 発芽させること自体がそもそも難しい(温度にシビア)
- 直根性のため容器が浅いとうまく育たない
- ストレスに弱くトウ立ちしやすい
ほかにも、もしかしたら水耕栽培用の肥料との相性が悪いなんていう理由もあるのかなと推測しますが、はっきりとはわかりません。
ふつうの土を使ったプランター栽培では普通に成功している同じ種を使っても、水耕栽培ではすぐにトウ立ちしたり、十分に育たないまま葉が黄色くなってしまったりと失敗続きです……。
水耕栽培に限らず、ほうれん草は発芽させること自体がちょっと難しいというのはありますが、次回育てる際には、深い容器を使ってみるつもり。ほうれん草はけっこう根が深く張るらしく、そういえば室内では浅い容器ばかり使っていたので。
深い容器で栽培して成功したら、またこちらに追記したいと思います。
栽培の手順
今のところ失敗ばかりですが、一応栽培の手順を記録として掲載しておきます。
水菜栽培に必要なのは以下のアイテムです。
- ほうれん草の種
- バーミキュライト
- 種まき用の小さな容器
- つまようじ
- 定植用の容器
定植用の容器は定植時までに用意すれば間に合います。
1株だけ育てるというのは寂しいので、数株育てることを考えると、保存容器を使った容器などがおすすめです。
種まき
なんだかピンク色でびっくりしちゃいますが、これは消毒されている種ということです。特に気にすることはありません。
種まきの詳しい手順についてはこちらの記事を参照してください。
一晩水につけてからまくと発芽率が上がると言われていますが、バーミキュライトやスポンジに種まきする場合は、種まきした時点で水を多めに入れておけば浸しているのと同じ状態になります。
今回は6粒まいて2つ発芽しました。
定植
根が10センチ以上ぐらいになったら定植できます。
詳しくはこちらの記事を見てくださいね。
こうして、切込みを入れたスポンジに苗を挟みます。
日々の管理は培養液の補充・交換のみ
定植したら、あとは明るい場所に置いて、培養液の管理をするだけです。
培養液の管理についてはこちらをご覧ください。
収穫と保存
ほうれん草は、草丈20センチほどになれば収穫できます。15センチぐらいなど、やや早めに収穫してもいいと思います。
ただ今回は、収穫サイズになる前に、葉が黄色く枯れてきてしまいました。悲しい……
根腐れはしていません。
少しハダニがついたのですが、ほんのすこしで、生育に支障をきたすほどではなかったと思うのですが。
やはり、容器が浅いのがほうれん草にとっては良くないのではないかと予想しています。
ほうれん草は身近な野菜ですし、自宅で育てられたらうれしいですよね。今後も挑戦を続け、失敗しないほうれん草栽培を見つけたいと思います。